クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

2010-01-01から1年間の記事一覧

村上龍の『盾(シールド)』という絵本を読み終える。絵本と言っても、活字が多く、中学生から大人が読むような本である。人の体の中には、大事な柔らかいものがあって、それを守るには盾が必要であると、おじいさんが二人の中学生に語る。二人の中学生が、…

朝目が覚めたら8時。朝食を済ませてまた寝た。こんなことは滅多にないが、よほど疲れがたまっていたのか。年齢を感じさせられる。特別に疲れるようなことはしていないように思うが。明日の北陸学院大学の説教の原稿だけ作成して、体を休めた。

本日のメッセージ(2010.10.24) 聖書 ルカ 1:67〜80 ほめたたえよ主を ◇ 祈るときに、私たちは神さまに感謝します。同時に、神をたたえてみるのもよいことです。たとえば「神さま、あれやこれやを感謝します」と感謝するときに、「神さま、あれやこれやのゆ…

昨日、重いものを持ち上げたためか、腰に痛みを感じていた。今朝も違和感がある。午後は牧師就任式があるので、出かけなければならない。休もうか、と弱気になったが、気持ちを奮い起こし、神の支えを信じた。説教をする時にも、神から力を与えられたような…

今日は木曜。午後は、弟子コースの学び。信徒の人たちと親しく聖書の学びをするのはとても楽しみ。夕方は説教テキストの黙想の続き。向こうから聞こえてくる言葉に聞く。夜は、加藤常昭牧師のローマ人への手紙の説教を読む。先輩の牧師の説教を読み、信仰の…

今、『黙想と祈りの手引き』(加藤常昭著)を読んでいる。黙想の部分は、以前読んでいるが、今回は、祈りの部分。これは著者が青年向けの集会で講演したものを本にしたもの。通常の祈りの本と違って、非常に味わい深いというか、示唆的である。主の祈りで、僕…

本日のメッセージ(2010.10.17) 聖書 ルカ 1:57〜66 賛美する心 ◇ 私たちは礼拝の中で神さまを賛美します。神さまを賛美することは何も賛美歌を歌うだけではなく、祈りの中で賛美することもできます。たとえば祈る時、 「天の父なる神様、あなたの御名を賛…

11時過ぎに説教の準備が終わった。 明日は本を買いに行きたい。 今、僕の好きな作家は、南木佳士。そして海堂尊。海堂尊さんは医師であり、明確な主張を小説に込めている。社会にメッセージを発信している。以下は読んだ本。 チーム・バチスタの栄光 (2006) …

本日のメッセージ(2010.10.10) 聖書 ルカ 1:46〜56 わたしの魂は主を崇め 聖書には、「いつも喜んでいなさい」という教えがあります。普通、それは無理だと人は考えます。悩みがあり、思うようにならないことがあり、喜べるはずがないと言うのです。「いつ…

朝、ふと気づく。今日は長老会なのだが、牧師報告の書類を作っていなかったこと。先週は、説教を作ることで頭がいっぱいで、忘れてしまい、朝、急いで作成するが、来月の礼拝予定はできずじまい。説教の聖書箇所、説教題、讃美歌を検討するには時間が足りな…

天気の悪い日だった。 11時過ぎ、説教の準備が終わった。 FEBC(キリスト教放送)で「近づかれると近づいて」という題で、 聖書についての話が聞ける。説教塾のメーリングリストで、話題となっている。妻に聞いてごらんというと、聞いた感想を言ってくれた。…

今日は、地域集会。午後は、説教の準備。ギリシャ語で聖書を読むと、気づくことがあって、考えていた説教の方向の吟味を迫られる。机に向かって聖書に取り組んでいる時は、至福の時だとあらためて思う。 最近感じること 僕が何かを感じる時、僕が感じている…

本日のメッセージ(2010.10.3) 聖書 ルカ 1:34〜45 幸いなるかな、信じる人 ◇ 私たちは誰もが幸せになりたい、幸せに生きていきたいと思っていると思います。不幸になりたいと思う人はいないでしょう。では何が幸せなのか、どうすれば幸せになるのか、その…

『博士の愛した数式』(小川洋子著、新潮文庫)を読んだ。柳田邦男の講演→物語→河合隼雄→小川洋子という関連で、この本にたどり着き、読んだ。以前映画は見た。僕にとっては、若い時に読んだ数学者の物語のように、数学に関わる事柄に深い驚きを感じた。特に…

時々、いやたまに、空しさに吸い込まれてしまう時がある。日曜の午後に。昨日はその日だった。で、妻と一緒に車に乗りながら、そんな気持ちを伝え、書店へ。水木しげるの漫画を一冊、それと小川洋子の『博士の愛した数式』(新潮文庫)。 人は、生きていく上で…

本日のメッセージ(2010.9.26) 聖書 ルカ2:26〜38 神の子の支配 ◇ 先日、柳田邦男というノンフィクションの作家の講演会に行きました。その講演会で心に残った言葉がありました。 「生きるとは自分の物語をつくることだ」。 目が開かれる思いをしました。人…

めがねを無くした。家の中にあるはずなのに見つからない。仕方なく、めがねをつくることにした。午後、できあがっためがねを取りに行く。「似合っているね」と妻。 夜9時半過ぎに、息子から電話。説教の準備中だと思うけど励ましたくて。うれしい電話。夜11…

今週の月曜日、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの講演会を聞きに行った。その中で、とても印象に残ったことがあった。それは、人は受け入れるのに困難な事態に直面した時、物語によってそれを受け入れると。生きるとは、自分の物語を生きることなのだと…

本日のメッセージ(2010.9.19) 聖書 ルカ福音書 1章5〜25節 人の思いを超える神の言葉 ◇ わたしたちの生活で思いがけないことが時に起きます。悲しいこと、辛いことがあり、またうれしく、楽しいこともあります。聖書には、こんな言葉があります。 「目が見…

北陸学院創立125周年の記念行事が行われている。これを機に、アメリカからディター宣教師が来日され、当教会の礼拝に出席された。金沢元町教会の前身、金沢彦三教会時代に、伝道協力をしてくださった。また北陸学院でも英語を教えられた。礼拝後は、御言葉の…

夕方、志の輔落語を聞くために出かけた。自転車で15分。県立音楽堂にて。弟子の二人の前座の後、志の輔の落語2題を楽しんだ。一つは創作落語で、忠臣蔵を扱ったもの。忠臣蔵というのは、映画、テレビドラマ、ミュージカル、様々なジャンルで演じられるが、…

妻が聖書カバーをつくっている。実は求道者の人に、僕が使っていた聖書を進呈した。とはいっても表紙が取れている。使い古したものだけど、一生懸命その聖書を読んでおられる。そこで妻がカバーをつくって見栄え良くしようというのである。作り方について僕…

今日は、連合長老会の牧師会。この牧師会では、説教演習を行う。今回も行われた。一つのメッセージを伝えるために、説教が一つの方向に流れていく、それは評価できる。しかし、お説教になっていないか。自分の思いを語ることになっていないか。人を変えるの…

本日のメッセージ(2010.9.12) 聖書 ルカ福音書 1章5〜25節 神に立ち帰る ◇ 多くの人は、自分が、自分の人生の主役を演じたいと思っているのではないでしょうか。映画にしてもテレビのドラマにしても、主役がいて、主役を引き立てる脇役がいます。誰だって…

先日、NHKの朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」でこんな場面があった。水木しげるにスランプが訪れた。原稿の依頼が途絶えたのである。テレビ番組の取材を受けたが、取材スタッフが家を出た時に、水木漫画は古いと語っているのを買い物から帰ってきた妻が聞く。…

本日のメッセージ(2010.9.5) 聖書 ルカ福音書 1:1〜4 福音を伝えたい ◇ 八月は日本では、平和を考える時とされます。特に日本は原爆による被害を受けた国であり、広島や長崎では、二度と核兵器を使う戦争で人々が苦しむことがないようにと、平和を訴える集…

礼拝が終わり、教会の玄関に立つと暑い日差しが容赦がない。今日は女性の会と壮年会が合同で会を持つので、見送る人が少ない。7月にドイツのオーバーアマガウに行き、10年に一度の受難劇を鑑賞した教会員の報告を聞いた。写真をプロジェクターで映しながら…

最近、自炊を始めた。 自炊と言っても料理のことではない。自炊というのは、自分で漫画や雑誌、書物などを電子化する、という意味で最近、よく用いられる用語である。アップル社からiPad という情報端末が登場して以来、急に話題になってきたように思う。電…

先週と今週の日曜日は、長老が説教した。牧師である僕が夏季休暇で説教奉仕を休んだから。おかげで、心身共にゆっくりできた。来週から、また説教の奉仕が始まる。ルカ福音書の説教を始める予定。先週は、ルカ福音書を通読したり、この福音書についての学び…

早めに昼食を済ませ、講演を聴きに行った。題は「ことばの力」。講演者は作家の重松清さん。北陸学院創立125周年の記念行事の一つである。金沢元町教会の教会員も何人か来ていた。講演で話されたことは、以下のようなことと受けとめた。 今は大正解がない時…