クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 『ダーウィンのめがねをはずしてみたら』(安藤和子)を読み直している。著者はバリバリの無神論者で、聖書は科学に矛盾していると考えていた。ふとしたきっかけでイエス・キリストを信じるようになる。

「いのちとはなんぞや。なぜいのちが与えられたのか。人生の意義と目的は何か」という問いかけに対して、生物学の知識や知恵は答えを提供できなかった。これはとんでもなくつらく、悲しい発見であった。
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徹底した無神論者、唯物論者になっていた私は、自然科学が答えを提供しない問いかけに対しては、無力であった。

 この世界はどのようにしてできたのか。人はどのようにして誕生したのか。いわゆる進化論を多くの人は信じている。しかし、進化論からは、人間の生きる意義、目的についての答えは出てこない。創造者である神を認めることから答えはくる。聖書の創世記1〜2章の創造物語は、信仰が語る創造物語であり、世界、人間の由来を科学的に説明するものではないことを改めて思う。自信を持って聖書の創造物語を語っていきたいと思う。聖書は科学と矛盾しないし、生きる意味を教えてくれる。