クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ


 朝6時起床。デボーション。朝食。前夜式の説教の準備。故人を思いながら、聖書を思いめぐらす。なかなかまとまらない。妻はプログラムと讃美歌の印刷の準備。昼はパスタを作ることにして、準備しながら黙想。オリーブ油の中に粗みじん切りのタマネギを入れて30分煮る。次に缶に入ったホールトマトを入れて30分煮詰めてトマトソースを作る。パスタをゆでで混ぜればポモドーロのできあがり。自分で作るせいか、おいしく食べることができる。
 説教の作成。出棺式のために故人の家に出かける。戻ってきて、説教の作成、推敲。教会員の方々が夕食の準備。故人の家族、親戚、葬儀を準備する教会員が食べる夕食の準備。駐車場の案内をしてくれる教会員と一緒に近くの警察に行って駐車場を借りられるかどうかお願いに行った。これは断られた。参列者は沢山予想され、折りたたみのイスが2回の礼拝堂に運ばれた。多くの方の協力の下で無事に前夜式が行えて感謝。
 夕方葬儀のメッセージの準備をしたが、どの聖書の箇所を取り上げるか迷った。故人の好きな聖句が教会員名簿にあるのを思い出して、その聖句を見て、ハッとした。その聖句を取り上げることにした。

あなたはわたしの嘆きを数えられたはずです。
あなたの記録に
それが載っているではありませんか。
あなたの革袋にわたしの涙を蓄えてください。
詩篇56:9)

 前夜式が終わって、しばらくお茶を飲みながら教会員と話をする。あちらこちらで話をしている人がいる。何となく、名残惜しく、帰りがたいみたい。それが終わってから、詩篇の解説書を読む。NHKの宗教の時間のテキストで『詩篇を読む』(木田献一)。詩篇についてよい解説書というか、これで詩篇が理解できると思わせる本。詩篇は紀元2世紀、イスラエルがシリアの支配のもとで宗教弾圧を受けていた時に作られたという立場での解説。厳しい弾圧状況の中で信仰を励ますために書かれ、まとめられたという解説に納得する。