雪が降ったり降らなかったりの一日
今日は、松任地域集会。創世記2章16〜17節を取り上げる。
主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。
- 神はアダムに命令する権威があるのだろうか。
- あるとすればなぜだろうか
- 神は、我々信じる者に命令する権威を持っているのだろうか
- 食べると信じてしまう、それはどういうことだろうか
- なぜ、善悪の知識の実を食べてはいけないのだろうか
こんな質問を出しながら、自由に話し合った。
夜は信仰養育の学びの最終回。雪道の中を学びに来てくださる。感謝。
学びのテーマは、『神の国と教会の使命』。
終わって『鹿男あをによし』というドラマを見る。舞台は奈良市で、奈良の景色を楽しめる。結婚した娘が4月から夫と共に奈良市の教会に赴任するので、奈良に行く楽しみを倍増させてくれるのがこのドラマ。ドラマのストーリーもユニーク。
パラダイムシフト。
僕の大好きな言葉である。牧師としての歩みの中で、パラダイムシフトを経験し、今、新しい歩みをしている。
講義形式で一方的に聖書を教える → 分かち合いによる聖書の学び
これが一番大きな変化かもしれない。牧師が教えるのではなく、信徒に考えさせること。教会学校でも分級の持ち方を変えている。聖研祈祷会でも、僕は参加者と同程度、もしくは以下くらいしか話さない。
パラダイムシフトとは何か
(以下、インターネットのサイトから引用)
【もう少し詳しく教えて】パラダイム(paradigm)とは、ある時代や分野において支配的規範となる「物の見方や捉え方」のことです。狭義には科学分野の言葉で、天動説や地動説に見られるような「ある時代を牽引するような、規範的考え方」をさします。このような規範的考え方は、時代の変遷につれて革命的・非連続的な変化を起こす事があり(=天動説から地動説への変化など)、この変化をパラダイムシフトと呼びます。シフト前後の考え方に対して、優劣などの価値判断を行わない概念である点に注意してください。
ところでパラダイムと呼ばれる「物の見方や捉え方」には、いくつかの特徴があります。第 1 にパラダイムは、ある時代や分野において「多くの人に共有されて、支配的な規範として機能」します。また第 2 に、異なるパラダイムの間では「互いの考え方が相容れない」場合もあります。そして第 3 に、パラダイムは時に「革命的で非連続的な交代」を遂げることがあります。以上のような特徴を持つ「物の見方や捉え方」を表現する場合に、パラダイムの語が好んで用いられるようです。
【どんな時に登場する言葉?】科学・思想・産業・経済など、さまざまな分野で用いられる言葉です。例えば科学(物理学)の分野では、かつて「ニュートン力学からアインシュタイン相対論へ」のパラダイムシフトが起きています。また産業の分野では、現在「大量生産・大量消費社会から持続可能な社会へ」のパラダイムシフトが起きているようです。総じて「現状を打破するような、現状とは異なる枠組み」が求められているような時に、パラダイムの語が用いられているようです。
【どんな経緯でこの語を使うように?】 現在の意味のパラダイムを最初に用いたのは、科学史家のクーン(Thomas S. Kuhn)でした。クーンは著書『科学革命の構造』(1962年)の中でこの語を登場させ、「科学とは累積的に一定方向に成長するのではなく、時代によってパラダイムを変化させるもの」という新しい史観を提示したのです。この考え方が、科学のみならず思想・哲学の分野においても大きな影響を与え、最終的にはその他のあらゆる分野でも用いられる言葉になりました。
【パラダイムの使い方を実例で教えて!】パラダイムシフト
その時代や分野において支配的規範となる「物の見方や捉え方」が、革命的かつ非連続的に変化する場合、そのような変化を「パラダイムシフト」「パラダイムの転換」などと呼びます。
パラダイムシフトの背景には、以下のような動きが起こっています。まず旧パラダイム(例; 天動説)が支配的な時代は、多くの人(科学者)がその前提の下に問題解決(研究)を行い、一定の成果を上げます。しかしながらその前提では解決できない例外的な問題(惑星の動きがおかしい)が登場します。このような問題が累積すると、異端とされる考え方の中に問題解決のために有効なものが現れ、解決事例が増えていきます。そしてある時期に、新パラダイム(地動説)を拠り所にする人(科学者)の数が増えて、それを前提にした問題解決(研究)が多く行われるようになるわけです。以後、以上の動きが繰り返されます。 ○○パラダイム
ある特定の分野におけるパラダイムを表そうとする場合、「○○パラダイム」という表現を用いる事が出来ます。例えばビジネスパラダイム、経済パラダイムなどの応用例があります。ちなみに近年、ビジネスや経済の分野では「年功序列主義から成果主義へ」「地域経済からグローバル経済へ」などのパラダイムシフトが多く起こっています。
【言い換えたい場合は?】辞書などでは「規範・模範・範例・典型・理論的枠組み」などの訳語が用いられていますが、どれもパラダイムを表すには不十分な言葉かもしれません。また残念ながら、定まった訳語も存在しないのが現状です。ここは面倒でも「パラダイム(ある時代や分野において支配的な物の考え方)」などのような注釈表現を考えてみてください。もっとも、パラダイムのニュアンス(共有性/規範性/排他性/非連続性)を厳密に表さずに済むような場合も多いので、その場合は「枠組み」などの代替表現を試して下さい。
パラダイムシフトとは、競争のルールが変わることである。これによって企業は何が変わるのか。どんな罠があるのか。生き残るにはどういった視点が必要なのか。第一回目の今回はパラダイムシフトの概要について、具体例を交えながら考察していく。
パラダイムを一言で定義するならば、「思いこみ」となるであろう。思いこみの罠にはまってしまうと、人間は思考を止めてしまう。これは非常に危惧すべきことである。この罠にはまってしまった事例として、1990年初頭にLDカラオケでシェア1位であったパイオニアが挙げられる。カラオケ映像の美しさを強みと考えていたパイオニアは、通信カラオケの映像を見て「こんなものはカラオケではない」と思いこんでしまった。しかし、実際の顧客である若者たちがカラオケに求めていたのは、映像ではなく最新の曲が歌えることであった。このパラダイムシフトにパイオニアは気がつかなかったのである。2000年には、カラオケ市場の94%が通信カラオケになり、パイオニアは姿を消した。
近視眼的な経営が原因で、思いこみの罠にはまってしまう場合も多い。例えば、アメリカの鉄道会社が挙げられる。彼らは自らの事業を「輸送」ではなく「鉄道」と捉えてしまった。これにより、増え続ける輸送需要の取り込みに失敗し、自動車や航空が伸張する一方で衰退していった。このように企業、それも非常に専門的な能力を持つ、もしくはその分野で強い企業ほど、自らの事業を狭く定義する傾向があるので注意が必要である。
パラダイムシフトによって競争や事業のルールが変わると、今までのやり方が通用しなくなる。そして、新たな企業や競争相手が出現するようになる。こうした中では、成功している企業ほど苦戦する傾向がある。それは思いこみの罠にはまり、パラダイムシフトに気がつかない、もしくは気がついていても対応ができない場合が多いからである。