クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 神は人を神ご自身の似せて造られた。神に似せて造られる、そこに人間に対する神の愛、神の恵みが示されている。子供が親に似ていると言われるとうれしく感じるのが親である。似ていることは親にとってうれしいもの。
 堕落し、新生した信仰者がイエス・キリストに似た者へと成長していくのは父なる神の喜びであろう。


 今日、出エジプト記をディボーションした。16章21〜30節。

「よくわきまえなさい。主があなたたちに安息日を与えたことを」(16:29)

安息日」という言葉が出エジプト記で最初に出てくるのは、この16章である。

明日は休息の日、主の聖なる安息日である

 主が安息日を与えたことをわきまえなさいと命じられる。どうわきまえるのか。エジプトで奴隷として休みなく働いてきたイスラエルに神は休息の日を与える。そして民は、六日目に七日目の分までマナを集めることができる。つまり、神はイスラエルの民に休息を与え、休息の日の食料は、前日に与えてくださるのだ。すべてを整え、安心して休息できるように神は備えてくださっている。ここに恵みの神を見ることができる。


 旧約の神というと怒りの神、というイメージを持つ人も少なくないが、それは一面的理解だ。神に似せて造られたことも、安息日を与えられたことも、神が恵みの神であることを示している。