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牧会とは何か。羊飼いが羊を育てるように、牧会とは、信仰者を育てることとするなら、それは

神を愛する人になるように育てる

ことと言える。
さらには

神に仕える人、つまり献身する人を育てる

ことと言える。
20数年の牧会生活の中で、そう実感する。

　これは説教だけで成し遂げられることではない。少なくとも平凡な牧師の説教だけでは。だから、聖書を学び、み言葉を行い信仰者を育てることが大切であると考える。学ぶことを志す信仰者の数は、多いとは限らない。先日見た映画の中で、本当に信心深い人は少ない。皆、無信心であると思われたくないだけだ、と主人公が述べていた。これはアメリカ映画で、キリスト教社会を前提にしてのこと。日本はキリスト者は少数で、信仰を貫こうとし、礼拝を重んじている人が多いのは確か。