今日は土曜日。明日の準備の日。夕食後、NHKのドラマ『再生の町』を見た。
内容は、
バブル期以降、巨額の公共事業投資などによって大きな負債を抱え、財政破綻寸前の大阪の架空の市「なみはや市」。前市長の「負の遺産」を背負わされた新市長は、「財政再建プロジェクト」に6人のメンバーを招集する。
医療、福祉、教育などの切迫した現場と向き合い、「苦渋の選択」を迫られながら極限の「コストカット」に挑むプロジェクトメンバー。そんな彼らを、さらに抵抗勢力の激しい反対が襲う。悪戦苦闘の末、彼らが作り上げた「財政改革案」が市民の理解を得て、議会を通過するまでの過程をスリリングなタッチで描く。(NHKのドラマ紹介サイトより引用)
今日が最終回である。感動した。今NHKのドラマが一番見ごたえがあるのではないか。見終わって思わされたことがある。心に浮かんだ言葉をそのままメモしておく。
自分は生かされているという思いがある時、どのような仕事に対しても、人は喜んでそれを行うことができる。
若い時の僕にはその思いがなく、何をすれば生き甲斐を感じることができるのか、迷っていた。やがて信仰に導かれ、さらに牧師に召され、この務めを果たしてきた。そして達成感こそ、心を満たしてくれると僕の心は感じてきた。このドラマはその僕の心を変えた。
人の役に立つ仕事は聖なる仕事であり、忠実に取り組むことが尊い。
聖なる仕事というのは、宗教的とか、信仰的とか、そういうことを離れて、尊いという意味である。しかし、聖なるという言葉を使いたいのだ。
今、僕は、生かされているという思いから、喜んで牧師の務めを担っている。これまで達成感を求める思いがあったが、尊い務めを与えられているという思いから、忠実に務めを果たせばよいことを心に教えれた。
このドラマの主題歌も良い。どこかでいつか聞いたことのある優しい声だなと思いながら記憶をたどっていくと思い出した。今井美樹さんが歌っている。役者では、岸部一徳さんがいい。味がある。そして主役は、筒井道隆さん。彼の出るドラマは無条件で見る。長男に似ているから。似ていると僕は思っている。
↑NHKのサイトから借用