クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 一年の最初の主の日の礼拝。礼拝後、礼拝堂の暖房を巡って臨時長老会。終わって、箱根駅伝の最後の部分をテレビで見る。箱根駅伝で強く感じるのは、人間の能力の違いである。五区の山登りのコースでは、東洋大の柏原選手が圧倒的な力を示す。どのチームもずば抜けた力を持つ選手だけのチームではない。平凡な力の選手もたくさんいる。総合力の勝負となるわけだが、並でない力を持つ選手と平凡な力の選手がいる。賜物の違いということができる。平凡な力を持つ者は、寂しさを感じるのではないか。なぜ、自分には力が足りないのか、と寂しさを覚える。


 聖書には、タラントのたとえがあり、人はそれぞれのタラントに応じて働けばよいのである。しかし、そう単純に割り切れない面がある。より大きなタラントを与えられて喝采を浴びたい、注目を浴びたい、そういう思いを人は持つ。平凡であることの悲しみ。より大きな力を与えられた者は、より大きな責任を持つ。より大きな責任を持つ大変さ。共に違う役割を果たしあって物事をなす喜び。