クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 図書館に行って内村鑑三全集24巻を借りてきた。この巻は、1918年から1919年にかけての著作を集めたもので、キリストの再臨に関する文章が多く集められている。石川地区で今月聖書セミナーが開催されている。僕は「キリストの再臨」について話をする予定となっていて、彼がどんなことを述べているのか関心があった。実は、祈祷会に来ている方で内村に関心を持っておられる方がおられ、内村の再臨に関する文章のコピーを日曜日頂いた。それを読んで関心が深まった。
 内村の信仰生活で三回の大きな出来事があった。一つは独一無二の神を損じたこと。それによって迷信から解放されたと述べている。二つ目は、基督の贖いを信じたこと。これによって彼は、道徳家をやめて信仰家になったという。三番目は再臨を信じたことである。内村は59才頃、明確に再臨を信じた。それは彼にとって、その信仰人生にとって大きな出来事であった。興味深い記述が続く。