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　キリストの復活をまだ信じることができないので入信できない人のために神の導きを祈っている。今日は｢信じることができるように｣との言葉を何度も繰り返して祈っているうちに、事柄の本質は「復活を信じることができるかどうか」ではなく、聖書が神の啓示として伝えていることを認めるかどうか、言い換えると、聖書（神の言葉）の権威を認めるかどうかであることを知らされた。自分の理性と神の言葉とどちらを上におくのか、である。

　キリストの復活を信じる、現代人には躓きになることである。教会員で永遠の命、キリストの復活だけは信じることのできないと言っていた人が、ある時、永遠の命を信じることができるようになったと語り、先日、復活も信じるようになりましたと語られた。祈祷会で共に聖書を学んでいるので、聖書の権威、神の言葉の権威を認めるようになったのだと思う。神の権威を認めることができるのは、聖霊の導きによるほかない。

　僕自身は、神を信じた時、復活も同時に信じていた。神を信じるとは、神の語ることを素直に受け入れることである。自分の理性で納得しようとするのは、神の権威を認めないことではないか。神の権威を認めさえすれば、神を神と認めるなら、復活も信じることができるようになるのだろう。そこで祈り方を変えた。聖書の権威を認め、復活を信じることができるように、と。