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　週末から体調が良くない。風邪だと思う。咳が出る。咳き込む。祈祷会は欠席する。午後、病院に行き、診察を受ける。医師は胸と背中に聴診器をあてるが、｢異音はない｣という。「念のためレントゲンを撮りますか」と言われたので、レントゲンを撮った。問題なし。咳止めと痰をきるための薬をもらって帰る。健康であることのありがたみを感じる。
　診察を待っている間ベンチに座っていると、次々と人が来る。それぞれの表情をしている。白髪の女性の姿が目についた。きっと一人暮らしをしているのだろう。小さなリュックを背負っている。あの中には通帳など大事なものが入っているのではないか。あの男性は診察を受けた後、栄養指導室に入るように指示されたみたいだ。糖尿病なのだろうか。壁には、簡単な簡単料理メニューというチラシが束に置かれていて自由に取ることができるようになっている。ぜんそくの薬を取りに来た青年、娘に付き添ってもらっている老齢の婦人。この人おじいさんらしい身なりだなと思いつつ、僕は若作りの身なりかなと思ったりする。