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　金沢元町教会では、新しい年を迎えると初週祈祷会を行っている。今日は、雪が降っている。雪の中を会場となる信徒宅へ向かう。郊外なので、市内より雪が深いように感じる。スピードは出さず、安全運転。

　祈祷会の前に、臨時長老会を開催する。信仰告白をする若い姉妹の試問会。僕から、イエス・キリストを救い主を受け入れること、教団の信仰告白を受け入れることについて確認。その後、長老の方たちが信仰者として生きる上での勧めをされた。それを聞きながら、ささやかな感動を覚える。皆、教会に連なり、信仰によって、この世の旅路を歩いてきている。礼拝を大切にしてくださいとの言葉が若い姉妹の心にも印象深く残ったのではないか。

　定刻になり祈祷会を始める。讃美歌21の368番。これは新年の讃美歌で、この時期にしか歌えない。1月1日の新年礼拝と、第一週の礼拝でいつも賛美することにしている。日本人による讃美歌である。

新しい　年を迎えて
新しい　歌をうたおう
なきものを　あるがごとくに
呼びたもう　神をたたえて
新しい　歌をうたおう

長老の奨励を聞く。うれしい奨励だった。この奨励を心におさめ、すぐに共に祈る。テーブルごとに祈る。祈祷会が終わり、親睦のひととき。教会員の未信者の伴侶も輪に加わり、教会っていいなあと思ってもらえたのではないかと思う。この交わりの中に身を置くことに喜びを僕は感じている。夜、来るときにもまして、安全運転を心がけて雪道を帰る。幸い雪はやんでいた。