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今日は、録画したビデオを三つ見た。いずれもプロとして生きている人である。
一人目は、情熱大陸いう番組で脚本家の古沢良太氏。『相棒』『リーガル・ハイ』というドラマの脚本を書いている。二つとも面白く見たドラマである。

二人目は、作曲家の佐村河内守氏。彼は若くして耳が聞こえなくなり、現代のベートーベンとも呼ばれるらしい。交響曲第1番 HIROSHIMAを作曲した。これをおさめたＣＤはＣＤの販売チャートで一位になったらしい。何よりも、東日本大震災の被災者が希望を与えられたという。この曲が演奏されている演奏会で、聴衆が泣いている姿が映し出されていた。

三人目は、フレンチ・レストランで「メートル・ドテル」として働く宮崎辰さん。できあがった料理を客席に運ぶ仕事であるが、奥の深い仕事である。この仕事では、世界でナンバーワンになった人である。このレストランで食事をしたくなった。

いずれも真剣に生きている。一人一人生き方も違うが、精一杯生きている。その姿を見るとき、極上のワインを飲んだような気持ちになった。もっとも極上のワインを飲んだことはないが。これは言葉のアヤである。一番興味深いのは、人の生き様であることを思う。