クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

今日は映画を見てきました。<ふうけもん>です。元祖便利屋を営んでいる方の実話を映画化したものです。
印象的なことは、親子関係がうまく行っていない人たちの登場が目立ちました。主人公は自分の父との関係、主人公の妻は、母との関係が断絶状態でした。主人公の恩人は息子との関係、主人公が雇っている男性は、母親との関係。主人公夫婦の親との関係が回復していくのでほっとしました。路傍伝道の場面、教会での賛美と説教の場面など、面白く観賞できました。


夕方、マカロニサラダを作りました。最近は、料理をすることが楽しいです。先日NHKで「おいしさを待ち続けて」というタイトルで料理家の辰巳芳子さんの一年の折に触れての料理する姿を描いた番組を見ました。辰巳さんは、自分の経験から紡ぎ出した言葉を語られ、それが印象に残ります。

下ごしらえに手を尽くしたら、後は時を待つ。
おいしさという喜びは自ずとやってくる。
それは辰巳さんにとって最も大切な料理哲学です
辰巳さんがそう考えるようになったのは、
料理家になる前のある体験からです。
二十代半ばからの、およそ十五年にわたる結核による闘病生活です。

これは解説。
続いて辰巳さんの言葉

どういう風にして暮らすってね
仕方がないんですよ、療養するよりほか
決められているね、病人としての日課をね、
生きていくより他、仕方がないの。
午前中は本を読んだりしても構わないの
午後の安静時間というのは、ラジオぐらいは聞いてもよいけど
本は読んではいけないの。
後は、もうすることはありませんから。
だから、自分の体がどうなっていくか、
待っているより仕方がないでしょ。
だから待ってみないとわかんないでしょ。そういうことって。

 待つことの大切さを教えられる。待ってみないと何がどうなるか分からないけど、待てば何かが生まれる。牧師の働きもそういうものかも知れないと思わされる。