クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 今、この国の行方について新たな不安を感じています。朝日新聞慰安婦問題に関する誤報の訂正、また福島原発に関して、吉田所長の調書に関する誤報について謝罪した後、朝日新聞バッシングが始まりました。朝日新聞は週刊誌の広告を載せていますが、それらの週刊誌の中には、朝日新聞売国反日などと決めつける記事のタイトルが目につきました。明らかに売らんかなの派手な見出しですが、冷静さと節度を失った記事のタイトルをつける週刊誌に吐き気を催しました。週刊文春とか、週刊何とかという名の通った週刊誌が、ヘイトスピーチにも似た他者を罵倒するタイトルをつけた記事を掲載しています。それなりの節度を持つべき出版社があのような態度を取っていることに危惧を感じました。そしてそれがそんなに問題となっていません。物を言えば、反日売国奴、非国民と非難される時代がすぐ近くに来ているのか、と不安になります。


 国連からヘイトスピーチに対して対策を取るように日本政府は勧告を受けていますが、その動きは極めてのろいです。現在の為政者たちは、朝日新聞がバッシングされているのを喜んでいるのではないかと勘ぐりたくなります。


 将来に禍根を残すような政策を現政府は実施しました。特定秘密保護法、武器輸出三原則、集団的自衛権を認める閣議による憲法解釈の変更。


 このような現実を危惧する声はまだまだ小さいです。最近、新聞の切り抜きの記事の件数がめっきり増えています。


 今日は、石川地区の婦人会連合の秋の集会がありました。午前中は礼拝を守り、午後は分団に分かれての話し合いでした。私の所属した分団で「現在の教会での礼拝出席者数の減少についてどのような対応をしたらよいのでしょうか」と質問されました。私たちの信仰生活で足りない点を二つあげて答えとしました。でももう一つ重要なことがありましたが、それは話しませんでした。