クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ


大学の同窓会のために上京しました。せっかくなので、自分が育った場所に行ってみたいと思いました。育ったのは、東京都杉並区○○町。僕は団地に育ちました。今、どうなっているのか、と楽しみに行きました。その団地の中の桜の木。子供の頃は、もっと細かったのに今は大きく育ちました。春、桜の花が咲く見ながら、自分は何回、桜の花を見ることができるのだろうか、などと考えたことを思い出します。今からもう50年以上の前のことです。


砂場です。昔は、角に柱があり、屋根がついていました。この団地に引っ越してきた時、この砂場で遊んでいたら、同じ団地に住む同年代の子供が遊びに来て、仲良くなりました。砂で何かをつくったり相撲をしたりしました。この砂場を見て、思わず声が出ました。

  今もあるんだ。




正面に見える窓のあるのが、昔住んでいた我が家。フロ、トイレ、台所、六畳、四畳半の狭い団地でした。僕は大学に入ると近所に下宿しました。家に入る入り口の前を通る時、おばあさんが落ち葉を掃除していたので、声をかけようかと思いましたが、やめました。掃除を終えて自分の家に入ろうとしていました。僕の住んでいた家に住んでいるのかと思ったら、向かいに入ってきました。そこには昔<坂本さん>が住んでいて、ドライブに連れてってもらったことを覚えています。



公衆電話ボックス。これを見てびっくり。
まだ
あった
んだ。
この公衆電話から、女の子にデートの申し込みをしたことがあります。


僕が住んでいたころの面影は、この団地の中にはありましたが、団地から一歩外に出ると、見知らぬ町です。いつも通った床屋、母がよく和菓子を買った菓子屋さんはもはやありません。路地を入って友だちの家があるかと思いましたが、別人の表札がかかっていました。


さらに歩いて、僕が通った松ノ木中学の前を通り、井の頭線の永福町まで歩きました。大学時代、永福町から家までバスに乗りました。駅の近くにコーヒー専門店があり、時々立ち寄りました。その店があるかどうかを確かめましたが、ありませんでした。50年も経っていますから、無理もありません。近くにカフェがあったので、コーヒーとモンブランを頼んで休憩。少し汗ばんでいたのです。