クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

朝日新聞の一面に「折々の言葉」というコラムがあります。昨日のコラムにはこんな言葉が書かれていました。

人生は、手遅れの繰り返しです。

コラムをそのまま紹介します。

あの時は分からなかったけど今だったらわかかるということが、
人生にはよくある。
自分のしたことが、他人に思いも寄らぬ仕方で受けとめられ戸惑う。
他人の人生に意図せず屈折や傷を与えてしまい、
そのことも後になってやっと知る。
気づいた時はもう取り返しがつかない。
経験というのはたいていそんなふうに起こる。
母の年忌に、ある僧の言葉として住職から伺った。

 私は別の意味で、「人生は手遅れの繰り返しです」との言葉に共感しました。私の場合は、ある物事に対してどう対処したらいいか分からず、もがきます。苦しみます。後になって信仰者なら、こう対処すればよかったのだと分かります。信仰的な対処を理解するのは、いつも後の祭りなのです。聖書を読んで生きているのに、後の祭りなのです。でも私は後悔していません。それを伝え、他の人がもがくことなく、信仰的に対処できればいいなと思います。その意味で信仰者の証しをすることは大切なのだと思います。でも世の中、うまくできているというか、できてないというか、人は他人の経験に学ぶこと少なく、同じことをくり返すということです。


ヘブライ人への手紙2章14〜18節のでデボーションを
「御言葉に生きるための提案」のサイトにアップしました。