クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

72歳の気持ち

 この正月で私は72歳になりました。実は元旦が私の誕生日です。自分では自分が老人とは思いませんが、残念ながら外見は老人です。肉体の衰えも感じます。若い時と比べ、筋肉は明らかに少なくなっています。このような老年期、人はどのような思いで生きているのでしょうか。それは人それぞれだと思います。

 今、ルカ福音書20章を朝読んでいます。イエス様がエルサレムにおいでになり、十字架につく時が迫ってきます。イエス様は当然のことですが、ご自分が人々から排斥され殺されることを知っています。ご自分の死に向かって進まれます。その死の時は、間近です。イエス様はご自分の死を覚悟しておられるのでしょうか。

 死に向かって進むという点では、私も同じです。人は生まれた時から、自分の死に向かって生きます。72歳となった私は基本的には、いつ自分の死の時が来てもおかしくないと思っています。私自身は小さい頃から、自分は死ぬ存在であることを意識してきました。自分が死ぬ存在であることはいつも意識して生きてきました。自らの意志で意識してきたわけではなく、自然に意識していたと思います。

 イエス様は神さまの御心を行うべく、まっすぐに歩まれます。自分の死に向かって真っ直ぐに。このイエス様の姿に私は励まされたいと願っています。聖書の言葉で言えば、「生きるのも主のため、死ぬのも主のため」(ローマ14:8)という思いで日々を過ごしたいと思っています。仕方がなくて死ぬのではありません。私にとって死の時は、天の故郷に向かう時、そして「よくやったね。お疲れさん、さあ、私のもとに来なさい」との神さまの声を聞く時です。神さま、あなたの声を聞かせてください、ね!

 こういう文章を書くのは、自分に言い聞かせるためです(^_^;)。

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今年最初のスミレとの出会い