holalaのブログ

隠退(引退)牧師holalaのブログです。

人生を導かれる神(4/4)

 ほとんどの信仰者は問題に直面したときに神さまに導きを求めると思います。そして問題が解決し、平穏な日常生活を得ると、特に神さまの導きを求めることなく、自分の思いや考えで生きてゆきます。自分の力で生きていけると考えます。神さまの導きは必要なくなったと考えるのです。しかし私は平常時こそ神さまの導きを求めるべきではないかと考えています。

 旧約聖書エレミヤ書の1章で神さまは預言者エレミヤに語られます。 

「わたしはあなたを母の胎内に造る前から/あなたを知っていた。母の胎から生まれる前に/わたしはあなたを聖別し/諸国民の預言者として立てた」。 

 神さまはエレミヤの人生について計画を持っておられました。エレミヤが生まれる前から、神さまはエレミヤを預言者として立て、預言者としての働きをさせようと考えておられたのです。また使徒パウロもガラテヤ書において、神さまから受けた召命について語っています。 

わたしを母の胎内にあるときから選び分け、恵みによって召し出してくださった神が、御心のままに、御子をわたしに示して、その福音を異邦人に告げ知らせるようにされたとき、わたしは、すぐ血肉に相談するようなことはせず、また、エルサレムに上って、わたしより先に使徒として召された人たちのもとに行くこともせず、アラビアに退いて、そこから再びダマスコに戻ったのでした。

  エレミヤもパウロも、神さまから召し出されて、与えられた使命に生きたのです。神さまは、エレミヤやパウロの人生に対して、彼らが生まれる前から計画を持っておられ、神さまの計画に従事するよう、彼らを召し出したのです。そして彼らを導き、彼らの働きを用いられたのです。

 そこで思います。神さまは私たちに対しても計画を持っておられ、私たちを導き、神さまの計画に生きるように召し出されるのではないか、と。神さまは私たちの人生に対して、私たちが歩むべき、よき人生を用意してくださっているのです。私たちはその人生を歩むのです。神さまは私たちを愛しておられ、私たちのためによき人生を用意しておられるのです。神さまが用意しておられる人生がどのようなものか、あらかじめ知ることはできません。しかしいつも導きを求めて生きていくなら、それが姿を現してきます。

 自分の過去を振り返るとき、なぜあんなことが起きたのかと思うことがあります。でもそれは神さまが用意してくださった人生に出会うための布石だったと知ることができます。私は幼い頃、祖母の死に直面し、幼心に死を恐れました。「死の恐怖の奴隷」(ヘブル2:15)となりました。大学生の時、大学紛争が起こり私は深い劣等感に襲われ、また生きることの空しさにとらわれました。大学を卒業してコンピュータの会社に入り、プログラミングの仕事としました。これらの出来事を振り返るとき、私を福音宣教に用いようとする神さまの導きがあったことを思います。死の恐怖、空しさを感じなかったら私は信仰者にならなかったと思います。空しさを感じたゆえに、本当の生き甲斐を求めました。神さまが福音を伝える使命を与えてくださいました。プログラミングの経験は、自分の仕事を簡略化するために小さなプログラムを作ることに役立っています。自分の人生に起きたことに一つも無駄がなく、神さまに導かれる人生であったと思います。

 自分の人生を振り返り、神さまに導かれた人生だったと語る人に何人も出会いました。でも明日に向かって神さまの導きを求めていると語る人はあまりいません。自分には神さまが備えてくださっているよき人生があり、その人生を生きるべく、神さまの導きを求める信仰者としての歩みがあることに私は気がつきました。だから神さまの導きをいつも求めて歩んできました。

  聖書には、信仰者に対する神さまの計画が書かれています。エフェソの信徒への手紙1章です。

 天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。エフェソ1:4~5

  ここには私たち信仰者を「聖なる者、汚れのない者にする」という神さまの計画のあることが分かります。神さまは私たちを導き、信仰者としてくださり、神の子にしてくださいました。私たちの日々の歩みには、聖なる者となり汚れのない者となるという神さまの計画があります。神さまは平穏な時も悩みの時も、私たちを導こうとされています。どのような時であれ、私たちを聖なる者にしたいとの神さまの計画はあり、神さまは私たちを導こうとしておられます。この計画は信仰者に共通する計画です。

  そして私たち一人一人に対して独自の計画を神さまは用意しておられます。私の信仰告白を再掲します。 

  1. 神さまは、私のために最善の人生を用意してくださっている。
  2. 神さまは、その最善の人生へと私を導いてくださる。
  3. 神さまは、具体的な導きを与えてくださる。

  具体的な導きをどのようにして受け取るのか、次のサイトに、私の実例を紹介してあります。

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