クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

かけがえのない日々

 子供たちがそれぞれ独立し、夫婦だけの生活になって何年も過ぎました。牧師を引退し、教会の働きを退き、自由に生活できるようになりました。奈良に住み、双子の子を宿した娘の子育てに協力する日々を過ごしています。

 それなりに年をとり、人生の終わりを意識するようになりました。そこで一日一日をかけがえのない日々として過ごしたいとの思いが湧いてくるかと言えば、その思いは少ないです。それよりも夫婦二人で過ごす一日一日を大切にしたいと思うようになりました。いつの日か、どちらかが一人暮らしをするようになります。その日がいつか分かりませんが、二人で過ごす日々をかけがえのない日々として過ごしたいと思うようになりました。

 あらためて思うことは、信仰者になり、愛することを教えられたことの幸いです。もし信仰を持たなければ自分はどんな夫、妻はどんな妻として夫婦関係を築いたのかと思います。信仰をもっていても愛することの訓練がありました。喧嘩をし、口をきかない日々を過ごしました。信仰によって対処することができたことは幸いでした。年月をかけて夫婦関係を築いてきました。本当に感謝なことです。

夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです

妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。

 結婚式でも読まれる夫婦に対する教えの直前には、

キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。

との教えがあります。夫として妻に仕える仕え方、妻として夫に仕える仕え方は異なります。それが上の教えとなっています。

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散歩道にて 夏の青空を見る思い