聖なる者、汚れのない者、御子の姿に似た者を目指すためにまず、聖書の言葉を確認します。
わたしたちの主イエス・キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださいました。天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。
(エフェソ1:3~5)
神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。
(ローマ8:29)。
神さまは私たちを霊的な祝福で満たし、私たちを聖なる者、汚れのない者にしようとお選びになりました。さらに御子の姿に似た者にしようと定められました。私たちが聖なる者となるために大切な第一のことは、これです。
①この神のみ心に従って生きることを選ぶ。
聖書が伝える神さまは、私たちに対して以上のことを願う神さまです。これが本当に大切であることは、最初、私たちにはよく分からないかもしれません。分かるためには聖書に親しむことが大切です。
信仰に生きようとするなら、聖書に親しむことが大切です。神さまがいかなる方かを知ることが大切です。私たちは神さまを信じているのですから。そして信仰者は神さまの御心を考えることに習熟することが大切です。
そして上に述べた信仰者に対する神様のみ心に従って生きるとの決断が大切となります。これは重要な決断です。信仰者になってすぐにこの決断ができるとは限りません。聖書に親しみ、神さまを知ることを通して可能になる決断だと思います。
上のエフェソ書、ロマ書の言葉を繰り返し読み、考えてみてください。あなたに対する神さまの御心が書かれています。神さまの御心に生きる人には神さまの約束が与えられています。
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
(ローマ8:28)。
私たちの身に起きることはすべて益となるように働くというのです。うれしい約束だと思います。私たちが聖なる者、汚れのない者、御子の姿に似た者となるために、すべてのことが、共に働いて益となるとの約束です。(続く)