NHK Eテレでラララクラシックという番組を見ました。毎週楽しみで見ています。昨日の番組で唱歌の「ふるさと」についての話しを聞くことができました。「兎追ひし彼の山」の曲ですね。
これは音楽の授業のために作られた唱歌の一つとのこと。番組の中で、宮川彬良（あきら）さんがふるさとをピアノで演奏し、ちょっと時間をおいて讃美歌の最後の「アーメン」を弾いたのです。「違和感ありませんね。唱歌は讃美歌の影響を受けていると言われています。唱歌を作曲した東京音楽学校の六名の教師のうち四名がキリスト教にゆかりのある人でした」との説明がありました。ネットで調べたら作曲者の岡野貞一氏はクリスチャンでした。
学生の頃グリークラブ（男声合唱団）に参加して「ふるさと」を歌ったことがあります。和音が素敵でした。番組の最後でふるさとが歌われました。それを聞いていてはっとしました。
志を果たして
いつの日にか帰らん
山は青き故郷
水は清き故郷
この箇所を聞いたとき、一つのイメージが湧いてきました。「福音を宣べ伝える」との志を果たし、天の故郷に帰る、というイメージです。思わず心がうるうるとしました。
