ヨハネ 5:24
はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。
クリスチャンは洗礼を受けた時点で神さまから新しい命をいただいた存在です。クリスチャンとは、新しい命をもつ者です。新しい命をもつ、これがクリスチャンのアイデンティティーです。この命をもつのでクリスチャンは神の子と呼ばれます。この命は永遠のいのちとも呼ばれますが、私たちの死後与えられるものではなく、クリスチャンはすでに神さまから与えられています。
ヨハネ 6:47
はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。
命は、生きる力、成長しようとする力を内に持っています。持っているから命です。永遠の命を与えられたクリスチャンは、神の子として生きる力、成長する力を持っています。神さまから与えられています。しかし命というものは栄養を必要とします。栄養が与えられれば成長していきます。それが命です。
問題は、私たちがこの命をいただいて成長することを願うかどうかです。私たちに命を与えてくださる神さまの御心を知ることも大切です。
テサロニケ一 4:3
神のみこころは、あなたがたが清くなることである。
エフェソ 1:4~5
みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。
礼拝に出席しているだけのクリスチャンなら、聖書にこのような言葉が書かれていることを知らないかもしれません。あるいは聖書を日課として読んでいても、このような聖句に目を留めて、これが本当に大切な聖句であることを悟ることはむずかしいかもしれません。
神さまから新しい命を与えられた者として、この命に生きることを願う、これが大切です。クリスチャンとして真に成長したいのなら、今からでも遅くはありません。いつでもスタートできます。新しい命を与えられているというクリスチャンのアイデンティティーに生きることを願う、これがスタートです。