今日は悔い改めの実についてお話しします。イエス様が活動される前に先駆者として洗礼者ヨハネが活動していました。
ルカ 3:3
そこで、ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。ルカ 3:7～8
そこでヨハネは、洗礼を授けてもらおうとして出て来た群衆に言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ」。
ヨハネのもとに洗礼を受けに来た人たちに対してヨハネは「悔い改めにふさわしい実を結べ」と語りました。具体的な罪を犯した場合、悔い改めの実は必要と考えます。悔い改めの実とは、その罪を繰り返さないということです。繰り返さない、これは立派な実です。
イエス様は宣教開始に際し「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」（マルコ1:15）と語られました。イエス様は悔い改めて「福音を信じなさい」と語りました。使徒パウロは福音についてこう語りました。
ローマ 1:16
わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
福音は神の力です。私たちは神の力を受けて、神の助けを受けて罪に打ち勝ちます。そして聖書に親しみ、神さまのことをさらに知り、神さまのみ心を知り、神さまに従って生きて行こうと願うようになります。これも神さまの導き、神さまの助けにより可能となります。これもまた大切な悔い改めの実です。
神さまを知るに従い、何が罪かがよく分かり、必要に応じて私たちは悔い改めをし、罪の汚れからだんだんと清められ、聖なる者とされていきます。私たちが聖なる者を目指す、これが悔い改めの大きな実です。私たちを聖なる者にするのは、もちろん神さまの力です。私たちを罪に打ち勝たせてくださる神さまに栄光がありますように。
