クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

わたしたちに必要な糧を今日与えてください

わたしたちに必要な糧を今日与えてください

 マタイ福音書の主の祈りを思いめぐらしています。今日は11節の言葉を思いめぐらしました。キリスト者ならだれもが知っている言葉です。

 必要な糧とは食物だけではなく、生きていくのに必要なものすべてと理解します。これを与えてくださいと祈ることは、私たちの生活が神さまによって支えられていることを知りなさいとイエス様は教えておられます。私たちは必要な糧を働いて手に入れます。必要な糧が天から降ってくるわけではありません。自分で働いて得たもので生活します。働くことができるのは神さまのお支えがあるからです。他にも見えない形で神のお支えがあると思います。

 今、コロナ禍にあって仕事やアルバイトがなくなり、生活に困窮している人たちがいます。また世界にはコロナとは関係なく、飢えの中にいる人たちもいます。

 私は年金生活者でコロナ禍にあっても収入がなくなる心配はなく、必要な糧が与えられていることをあらためて感謝しました。世界で飢えの中にあって苦しんでいる人のためには何もできませんが、ささやかながら国際飢餓対策機構に定期的に寄付をしています。そして今日主の祈りの言葉を思いめぐらし、コロナ禍にあって仕事やアルバイトがなくなり、生活に困窮している人たちのことを覚えて、まず祈ることとしました。

 日毎の糧には、キリスト者の場合は霊的な糧として聖書の言葉があります。イエス様がおっしゃいました。

「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』/と書いてある」(マタイ4:4)。 

  私は霊の糧を得るためには、ディボーションをしています。ディボーションとは「献げる」という意味で、聖書を読み、祈る時間を神さまに献げることを指す言葉と理解しています。20年以上、このディボーションによって聖書を思いめぐらし、神さまの導きに従って歩み、霊の糧に生かされてきたこともあらためて今日感謝しました。

 そしてある目的のために聖書通読をしようと思いつつできていなかったことを思いだしたので、一週間の予定表に読む箇所を記入し、確実に通読をすることにしました。

 聖書を読むことを通して、私の人生が形づくられていることも感謝しました。

  

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種をまき散らすスミレ