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隠退牧師 holala によるブログ

なぜ狭い門から入るのか

 聖書には神さまの約束が色々と書かれています。そして約束には、それに伴う命令があります。つまり約束の実現のためには、その命令を実行するのです。神さまの約束は黙って待っていれば実現するのではなく、その約束の実現に向かって私たちが進むことが大切であると聖書は教えています。約束の実現に向かって進むのです。

 約束に伴う命令に従う時に約束が実現する、これは信仰の原理、法則みたいなものだと私は考えています。

 たとえば思い悩んでいる人に対して神さまは、心の平和を約束しています。約束に伴う命令も聖書に書かれています。

フィリピ 4:6~7
どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

 神さまからの平安を得るためには、「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい」との命令に従うことが大切です。そうすれば約束、つまり心の平和が実現します。

 イエス様は狭い門から入りなさいと教えました。狭い門から続く細い道は命に通じているからであり、広い門から続く広い道は滅びに通じているからです。キリスト者はイエス・キリストを信じ、救いの約束を与えられました。だから狭い門から入って救いを受け取りに行きます。

 人は自分の力で救いを得ることはできません。救いは、神さまが与えると約束されたから得ることができるのであり、約束されたものを手に入れるには、約束に伴う命令に従う必要があります。「狭い門から入りなさい」との命令は、救いの約束に伴う命令と考えることができます。

 さて、新約聖書にある大いなる約束の一つが罪からの解放です。

ローマ 6:17~18
しかし、神に感謝します。あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、今は伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従うようになり、罪から解放され、義に仕えるようになりました。

 罪からの解放は約束です。そして約束に伴う命令は、「伝えられた教えの規範を受け入れ、それに心から従う」ことです。 

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