この8月は2回、説教奉仕の機会が与えられました。今週の15日と来週22日です。私は説教原稿を書くと妻に読んでもらいます。現役の頃は、書き上がるのは土曜の夜11過ぎで、時に12時近くなりましたから、妻も大変だったと思います。今は、時間をかけてゆっくり準備をしているので、日中に原稿はできあがります。
来週の説教原稿は月曜に仕上がり、妻に読んでもらいました。一人の会衆として説教を聞く立場になって読んでもらいます。そして色々指摘してもらいます。何が言いたいのか分からない、意味が分からない、ごちゃごちゃしている、厳しい指摘がなされます。指摘を受けて書き直すと、伝えたいことが伝わるようになったと感じます。
かつて現役の頃、妻に原稿を読んでもらえなくなったら、牧師として説教はできなくなるなと思ったことがありました。幸いに妻も元気でいてくれたので、牧師の働きを全うすることができました。隠退した今も説教をするときには、妻に聞く立場になって原稿を読んでもらっています。
私にとって妻は神さまが与えてくださった良き助け手です。
創世記2章18節
主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」。
