イエス・キリストを信じるとはどういうことでしょうか。それはイエス・キリストが罪の贖いのいけにえとなってくださり、私たちの罪を担い、罪に対する神の怒り、神の裁きをご自身の身に受けて下さったことを信じることです。しかしイエス・キリストを信じることには、奥行きがあります。つまりイエス・キリストは十字架で死なれましたが、復活をされました。そのことが何を意味しているか、です。
イエス・キリストを信じる人は、イエス・キリストと結ばれます。イエス・キリストに結ばれたキリスト者には、神の約束が与えられています。
- イエス・キリストに結ばれた人は、キリストと共に葬られ、キリストと共に生きます。つまり、イエス・キリストに結ばれた人は、新しく生まれた人、新しく造られた人になるという神の約束があります。そして神の子とされます。
- 次にイエス・キリストに結ばれた人は、罪の支配から解放され、もはや罪の奴隷ではなくなるという神の約束があります。
- さらにイエス・キリストに結ばれた人は、律法から解放され、律法を成就する者になるという約束があります。
- そして聖霊の賜物を与えられるとの約束があります。
これらの約束が何を意味しているかと言えば、キリスト者は、神を愛する者、自分のように隣人を愛する者へと造り変えられていくことを意味しています。あるいはイエス・キリストに似た者へと変えられるということができます。
ですから神さまは、イエス・キリストを信じ、これらの約束を信じる人の信仰を喜ばれると信じます。この信仰を義と認められるのもよくわかります。
上の4つの約束を自分が必要としているかどうか分からない人もおられるでしょう。信仰者は成長します。信仰の成長に伴い、これらの約束が自分に必要なことが分かるときが来ると思います。その時はさらなる成長を目指して下さい。