キリスト者は、神の恵みによって新しく生まれます。イエス・キリストを信じ、聖霊を賜物として与えられます。この聖霊は、神さまを愛する心を私たちに与えてくれます。キリスト者は神との交わりに歩みます。信仰とは神との交わりに歩むことですから、神を愛する人は、神の御心を大切にし、神の御心に生きることを喜びとするようになります。喜びとします。
聖霊によって神を愛する心を与えられ、キリスト者は神の御心を大切にするように導かれます。同時にキリスト者も神の御心を大切にする歩みをします。聖霊の助けと私たちの努力が合わさって神を愛し、神の御心を大切にする歩みが生まれます。
聖霊の助けを与えられて神の御心を大切にしていくとき、キリスト者は神の御心に従おうとの意志が強められます。そして御心に従うことを妨げる外からの力、内からの力に勝利して、御心に従うことができるようになります。
讃美歌177番を紹介します。
1.かみの気息(いき)よ われを医(い)やし
疲れしこころを つよめたまえ2.かみのいきよ われをきよめ
みかたちの如く ならせたまえ3.かみのいきよ われに満ちて
みこころを常に なさせたまえ4.かみのいきよ われを活かし
み側(そば)をはなれず おらせたまえ
かみのいき、それは聖霊のことです。