夏から秋になり、あっという間に秋は深まりました。急に寒くなったと感じます。先日ふと気づくと首回りが冷えるというか、寒いなと感じました。それでマフラーで首を巻くと寒さは感じなくなりました。首から寒さを人は感じるのかと思うと同時に、自分は老いたので、このように寒さを感じるのかと思いました。首で寒さを感じる、これは初めての経験でした。そして毎日の経験となりました。
妻にそのことを話すと、妻は自分の子供の頃のことを話してくれました。妻は標高1,300m位の場所にある村に育ちました。夏も終わりになるとおじいさんたちが首にマフラーを巻いていたのを思い出すわ、年とって寒かったのね、と話してくれました。妻が幼い頃に見たおじいさんに私はなっていたのです。
ネットで「年寄り、寒がり」で検索すると、年を取ると筋肉量が減ること、そして筋肉には寒さに対する体の断熱材としての役割があるとのこと。納得しました。毎朝、血圧と体温を測っていますが、若い時の体温の36.5度になることはありません。体温も低くなっています。
年をとって初めてのことをこれからも経験していくのだと思います。