クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

呼びかける神の声

 先日讃美歌392番を歌ったとき心が震えました。

神のみ声は 昔のごと
今なお人を 召させたもう
囚われし民 悩む者を
救う使いの 世にはなきか

 これは神さまが預言者イザヤに語った言葉をもとにしています。イザヤは天にある御座に主が座しておられるのを幻で見ました。イザヤは言います。

「災いだ、わたしは滅ぼされる。・・・わたしの目は、主なる万軍の主を仰ぎ見た」(イザヤ6:5)。

 神を見た者は死ぬと言われています。神の使いが現れて炭火をイザヤの口に触れさせて言います。

「あなたの咎は取り去られ、罪は赦された」。

 そしてイザヤは主の声を聞きます。

「誰を遣わすべきか。
誰が我々に代わって行くだろうか」

イザヤは言います。

「わたしがここにおります。
わたしを遣わしてください」。

 牧師の務めを退いても、この讃美歌を歌うと心が奮い立つというか、神さまの召しに応えたいという思いが心に満ちてきます。

 30歳の頃、聖書をもっと知りたいとの思いで神学校に入学しました。伝道者になるつもりはあまりなく、聖書を学びたいとの思いが強かったです。しかし4年生になると伝道者になることに何の違和感もなく、会社を退職し、教会に遣わされて伝道者として神さまに仕えてきました。

買い物に行く生協の近くの公園