クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

人生航路の第三段階(5)キリストの再臨

 主イエスはこう語りました。

人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。そして、すべての国の民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように、彼らをより分け、羊を右に、山羊を左に置く。(マタイ25:31~33)。

 「人の子」という言葉はメシアを指す言葉として用いられる言葉です。主イエスは自分がメシアとして天使たちを従えてくると語りました。そしてすべての国の民がその前に集められるとあります。しかも「栄光に輝いて」。再臨の時は、誰もが栄光に輝く主イエスを見ることになります。

 今から2000年ほど前、イエスと名づけられた子が生まれ、成長して、神の国の福音を説きました。しかしその生涯の最後は十字架につけられての死でした。その姿には見るべき姿はなく、みじめな姿でした。ほとんどの人が、この人がメシアであるとは認めることがありませんでした。この方がメシアであることは隠されていました。

 主イエスが死者の中から復活し、天に昇られるときに残した言葉がありました。

「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(マタイ28:20)。

 いつもあなたがたと共にいる!

 主イエスは私たちと共にいる、主イエスは私と共におられる、これはキリスト者の信仰です。共におられる主を見ることはできません。主イエスが共におられることを信じてキリスト者は信仰に歩みます。敢えて言えば、信仰の目で共におられる主イエスを見ると言うことができるかもしれません。

 しかし主イエスが再臨されるとき、主イエスは栄光に輝く姿でおいでになり、誰もがその姿を見ることができるのです。主イエスがまことの救い主であり、まことの神であることが誰の目にも明らかになります。

 栄光に輝く主イエスの前にすべての国の民が集められるとあります。私も主の前に集められ、栄光の主イエスのお姿を見る時、主イエスを信じて本当によかったと大きな喜びに包まれると思います。この喜びにまさる喜びはありません。

 再臨のキリストは栄光のキリストです。

ソシンロウバイ 馬見丘陵公園