『もしも一年後、この世にいないとしたら』(清水研著 文響社)を読み終わりました。手もとにおいておいて、折に触れて読みたいと思いました。
印象に残ったのは、人はマスト(must)で生きている。しかしウォント(want)で生きていいのではないかと語られていたことです。人は、何かのために生き、そのために must の生き方をしている。しかしガンで余命宣告を受けたら、将来はない。残された時間は、 must のために抑えられてきた want の生き方をしよう、そのようにして残された寿命を生きた人たちのことを読みました。
私自身も老いの中にあって、 want を大切にし始めていたので、共感を覚えました。周囲の人との関わりを考えて、つい must の歩みをしがちですが、最後は良い人生を生きたという思いで終わりたいと思います。それで「寿命があと一年だったら」自分はどうするのか、整理しました。
- 死を越える希望を語る聖句を味わうこと。これは今しかできないし、先延ばしにしない方がいいと思いました。
- 可能な限り聖書を学び、味わうこと。
- 神をたたえ感謝して生きること。
- 妻との生活を大切にすること。
清水研さんの『絶望をどう生きるか』(幻冬舎)を次に読もうと思います。