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隠退牧師 holala によるブログ

詩編10編 立ち上がって下さい主よ

 今までは読み過ごしてきたのですが、最近心に引っかかる詩編があります。神に訴える詩編、神はその訴えに答えようとはしていない印象を受けます。

10:1~2
主よ、なぜ遠く離れて立ち/苦難の時に隠れておられるのか。
貧しい人が神に逆らう傲慢な者に責め立てられて/その策略に陥ろうとしているのに。

10:12
立ち上がってください、主よ。神よ、御手を上げてください。貧しい人を忘れないでください。

10:15
逆らう者、悪事を働く者の腕を挫き/彼の反逆を余すところなく罰してください。

 神が正義の神、愛の神であるなら、悪事を働く者を裁き、貧しく虐げられる人を顧みてくださって当然のように感じます。詩人は、そうなるように祈っています。その結果はどうなったのかと思います。

詩編 10:17~18
主よ、あなたは貧しい人に耳を傾け/その願いを聞き、彼らの心を確かにし
みなしごと虐げられている人のために/裁きをしてくださいます。この地に住む人は/再び脅かされることがないでしょう。

 17~18節で詩人は神に対する希望と信頼を歌います。その結果はどうなったのかと思います。

 ロシアがウクライナに戦争を仕掛けました。イスラエルはテロを仕掛けたハマスに対する戦いと称して、パレスチナの人たちの命を奪っています。戦争なら人の命を奪ってもよいのでしょうか。かつて神の民であったイスラエルの指導者は、公然と「あなたは殺してはならない」の戒めを破っています。

 詩編10編の詩人の言葉は、今も通用します。多くの人が一日も早い戦争終結と平和を祈っていますが、神さまは隠れておられる(1節)かの如くです。「立ち上がってください、主よ」(12節)。一刻も早くパレスチナの人たちが安心して生活できるときが来るように、と私たちは祈っています。人の命を奪って当然と考える指導者を「罰して下さい」(15節)と私は祈ります。

 詩人は、神が顧みてくださる希望を歌います。

詩編 10:17~18
主よ、あなたは貧しい人に耳を傾け/その願いを聞き、彼らの心を確かにし
みなしごと虐げられている人のために/裁きをしてくださいます。この地に住む人は/再び脅かされることがないでしょう。

 ウクライナとガザにいつ平和が訪れるのでしょうか。詩人は、神は裁きをしてくださいますと、信仰を言い表しています。私も詩人のように祈るべきなのでしょうか。もう少し長い目で事態を見るべきなのかもしれません。

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