クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

忘れられない人たち

 私は三年連用日記を使っています。一ページに前後3年間の同じ月日の日記を書くようになっています。去年の今日、教会の祈祷会にいつも一緒に参加していた姉妹が亡くなったと書かれています。そして今日、知人の牧師が亡くなったと連絡があり、そのことを日記に書くことになります。来年の今日は、誰かの訃報を書くことになるのかとふと思ってしまいます。

 知人の牧師は、再発したガンの療養中に亡くなりました。まだ50代です。福音を宣べ伝える人が少ない現実を思い、私は神が彼を癒やし、今一度福音宣教の働きに従事できるように祈り続けてきました。しかし残念な結果となりました。

 私の妹は彼から洗礼を受け、彼が牧会する教会の教会員でしたので、折に触れ彼の病状について知らせを受けていました。それで私はいやしを祈り続けてきました。

 昨年の6月第一日曜日、私は東京に行き、彼の教会の礼拝に出席しました。これまで妹と一緒に礼拝に出席したことがないので、最初で最後かも知れないませんが一緒に礼拝したいと思ったのです。そして彼の説教を聞きました。再発したがんの治療のために、頭の毛がない状態でした。礼拝後挨拶したとき、彼は涙ぐんでいました。

 彼の父も牧師で、ある時、一緒の地域で牧会し、交わりを持っていました。彼の父から、ある時超教派の集会に誘われたことがあり、その集会に出席したことは、私の牧師人生、信仰人生に大きな影響を与えました。息子さんを天に送り、今、悲しい思いの中におられるのだと思います。

 ご遺族の上に神さまの慰めを祈ります。