クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

キリストの来臨を信じる(2)

 聖書は驚くべきことを語ります。イエスがいつの日か分かりませんが、この世においでになり、この世に終わりが来ると語ります。その時、キリスト者はどうなるのでしょうか。いくつかの聖書の言葉を紹介します。

フィリピ 3:20~21
しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。キリストは、万物を支配下に置くことさえできる力によって、わたしたちの卑しい体を、御自分の栄光ある体と同じ形に変えてくださるのです。

 この聖句は、キリスト者がキリストの栄光ある体と同じ形に変えられるとあります。キリストがおいでになったとき、キリスト者は復活し、キリストの栄光ある体と同じ形に変えられると教えています。

ヨハネ一  3:2~3
愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。御子にこの望みをかけている人は皆、御子が清いように、自分を清めます。

 ヨハネの手紙は、私たちキリスト者は御子に似た者になると告げます。それゆえ、御子が清いように自分を清めるとあります。将来自分がどうなるのかを知り、今、信仰者としていかに生きるかを教えます。終わりを見て今を生きるのです。

ローマ 8:29
神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。

 前もって知っておられた者たち、つまりキリスト者を御子の姿に似たものにしようと神はあらかじめ定められたとあります。そして世の終わりに、それが完全に実現すると教えられます。

 この世に生きるキリスト者の歩みについて、パウロはこのような表現もしています。

コリント二 3:18
わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。 

 主イエスは、私に従いなさいと弟子たちに教えられました。主イエスに従う歩みをする、それは主と同じ姿に変えられる歩みをすることです。地上の歩みにあって、それは完成に至ることはありません。しかし終わりの日、神の働きによって、完成すると教えられます。

 それゆえ、次のような祈りが祈られます。

テサロニケ一 3:13
そして、わたしたちの主イエスが、御自身に属するすべての聖なる者たちと共に来られるとき、あなたがたの心を強め、わたしたちの父である神の御前で、聖なる、非のうちどころのない者としてくださるように、アーメン。

 主イエスが父なる神に従順に歩まれたように、少しでも父なる神に従順に歩み、すこしでも主イエスのようになれたらと私は願っています。死の眠りから覚めたとき、復活し、御子の姿に似たものに復活した自分の姿を見て、神をほめたたえる、それは本当に至福の時なのだ考えます。

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