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隠退牧師 holala によるブログ

信仰者の成長を導く教会(2)

 キリストの使徒パウロは、テサロニケの教会宛の手紙でこう書いています。

テサロニケ二 1:3
兄弟たち、あなたがたのことをいつも神に感謝せずにはいられません。また、そうするのが当然です。あなたがたの信仰が大いに成長し、お互いに対する一人一人の愛が、あなたがたすべての間で豊かになっているからです。

 パウロはテサロニケ教会の信仰者たちの信仰が大いに成長していることを神に感謝しています。信仰の成長がどのような面に現れているのでしょうか。「お互いに対する一人一人の愛が、あなたがたすべての間で豊かになっている」ことに、信仰の成長が見られるとパウロは語っています。

 テサロニケ教会の人たちはその時、どんな状況にあったのでしょうか。

テサロニケ二 1:4
それで、わたしたち自身、あなたがたが今、受けているありとあらゆる迫害と苦難の中で、忍耐と信仰を示していることを、神の諸教会の間で誇りに思っています。

 テサロニケ教会の人たちは迫害と苦難の中にあり、忍耐と信仰を示しているとあります。迫害と苦難の中にあって、お互いに対する愛が豊かになっているというのです。どのようにしてでしょうか。迫害に遭うのが嫌だから信仰を捨てるなどとは考えず、忍耐をもって信仰を貫こうと共に励まし合っているのです。

 テサロニケの手紙一ではこのようにも書かれています。

テサロニケ一 1:2~3
わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。
あなたがたが信仰によって働き、のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。

 テサロニケ教会に集う信仰者一人ひとりの事情は様々だと思います。迫害と苦難の中にあって、お互いの事情を知り助け合い、神は必ずこの厳しい状況の中で導いてくださると信じ、励まし合っているのです。パウロはそのようなテサロニケ教会のことを神に感謝し、また誇りに思っているというのです。

 テサロニケ教会は、どのようにしてそのような教会になれたのでしょうか。パウロは書いています。

テサロニケ一 2:11~12
あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、父親がその子供に対するように、あなたがた一人一人に
呼びかけて、神の御心にそって歩むように励まし、慰め、強く勧めたのでした。御自身の国と栄光にあずからせようと、神はあなたがたを招いておられます。

 パウロはテサロニケの信仰者たちに、神の御心にそって歩むように指導しました。それは神の国にゴールインするためでした。神の御心にそって歩む道筋のゴールが神の国であり、神が神の国に入るよう招いているとパウロは教えたのです。そしてテサロニケの人たちはその招きに応答したのです。

 そして神が私たちを招くのは、聖なる生活をさせるためとあります。

テサロニケ一 4:7
神がわたしたちを招かれたのは、汚れた生き方ではなく、聖なる生活をさせるためです。

 聖なる生活を目指す、そのことが苦難と迫害の中にあって忍耐と信仰を貫く支えとなり、信仰者が互いに支え合うという愛に溢れた教会になったと思われます。私たちもまた共に聖なる生活を目指す中で、「お互いに対する一人一人の愛」を育てることができるのではないかと思いました。

去年はもう咲いていたのに 2024