クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

過ぎ去った日々を覚えて 鳥羽教会・会堂建築

詩編 143:5
私は過ぎ去った日々を思い起こし、
あなたの行ったことを一つ一つ思い返し、
御手の業に思いを巡らします。
(聖書協会共同訳)

 鳥羽教会に赴任して大きな課題は会堂建築でした。既に教会は土地を購入していました。会堂建築することは私にとって、教会にとって大きな課題でした。祈りをもって着手しました。まずは設計者を決めなければなりません。私自身、建築に関する経験も知識もありません。教会員にしても教会建築に関する知識はありません。市内にある工務店があり、そこに相談をしました。工務店の社長の親族に建築士の資格を持つ方おられたので、まず設計をお願いしました。できあがった設計図はこれで行こうという期待を持てるものではありませんでした。

 たまたま妻の知人に建築に詳しい人がいたので、その設計図を見ていただきました。これは普通の住居に十字架をつけただけですね、と言われました。

 それで私は、地域の教会の教会堂、名古屋まで足を伸ばして教会堂の見学をして、教会ってどんな建物なのか何となく雰囲気、感覚を身につける努力をしました。

 設計者を変更し、妻の知人の方から二人の設計者を紹介してもらい、二人に設計を依頼しました。一人は東京、もう一人は兵庫の方でした。二つの設計書ができあがり、兵庫の方の設計を採用することにしました。工事は、最初に相談した工務店にお願いしました。

 兵庫の方の設計図を採用しましたが、その後何度も検討会を開催しました。教会員の皆さんの希望、意見を設計士の方に聞いていただき、意見を反映するなど楽しい検討会を持ちました。

 課題は建築費用です。この時までに建築のために献金はありましたが、不足があります。そのために外部の献金を募り、また現会堂の立っている土地を売却して建築資金にする必要がありました。建築費用は建築に着手した時、工事の半ばに、工事の終了の時と3回に分けて支払うこととなっていました。外部献金は、全国の諸教会に献金の依頼をしました。教会では当初から礼拝後に、建築が無事に行われるように、外部献金が与えられるように皆で祈りました。その結果、感謝なことに多くもなく少なくもなく、必要とする額にほぼ等しい額が献げられました。教会の土地の売却については、最後の支払いの直前に売却が行われギリギリでしたが、きちんと支払いを行うことができました。

 振り返ってみると、建築に素人な者たちでしたが、よき設計者に恵まれ、工事業者を与えられ、無事に教会堂を建築できたことは、本当に神さまに導かれてのことと感謝でした。

鳥羽教会礼拝堂