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隠退牧師 holala によるブログ

神の愛についての黙想(18)聖なる者として生きる

 そもそも神は何のために人間を創造されたのでしょうか。神は人間を神の似姿に創造しました。人間創造の目的は、人間が神との交わりに生きることにあります。神が御自分のかたちに似せて人を創造したとき、人は男と女とに創造されました。これは人間が交わりに生きる存在であることを示しており、人間はまず神との交わりに生きる者とされました。神は人間を愛し、人間もまた神を愛して生きるのです。旧約聖書は、何度も何度も、あなたの主なる神を愛しなさいと教えています。

 新約聖書は同じ事を別な表現で、人間の創造の目的を述べています。

エフェソ 1:4
天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。

 この聖句は、神は人間を御自分の前で聖なる者にしようとされたとあります。

テサロニケ一  4:3
実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。

 聖なる者とは、聖人とは違います。信仰者としての徳があり、人々から崇められ尊敬されるのが聖人と言われます。聖なる者とは、神によって他の人たちから区別された人のことです。神との交わりに生きるように召された人と言ってよいと思います。

 パウロは手紙の出だしで教会の信仰者たちを聖徒と呼んでいます。

ローマ 1:7
ローマにいるすべての、神に愛され、召された聖徒たちへ。私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。

コリント一 1:2
コリントにある神の教会へ。すなわち、いたるところで私たちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人とともに、キリスト・イエスにあって聖なる者とされ、聖徒として召された方々へ。

 キリスト者は皆聖徒であり、聖なる者です。さらに聖なる者とは、神のものとされた人と言ってもよいと思います。

エフェ ソ 1:14
この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。

ペトロ一 2:9
しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。それは、あなたがたを暗闇の中から驚くべき光の中へと招き入れてくださった方の力ある業を、あなたがたが広く伝えるためなのです。

 神のものというのは神の所有物になったという意味ではありません。比喩的に言えば、羊飼いなる神に飼われる羊と言ってよいと思います。羊は羊飼いと共に生きます。羊飼いの養いと導きの中で生きていきます。

 神と共に生きる人、神の養いの中に生きる人、神の導きに生きる人、その人が聖なる人です。私たちは聖なる人を目指しません。何故なら、私たちは神から聖なる者とされたからです。だから私たちは聖なる者として生きていきます。私の願いは、信仰者が聖なる者とされていることを喜び、聖なる者として生きていくことです。

ニオイタチツボスミレ すてきな香り