イエスの弟子たちは何を疑ったのでしょうか。イエスが復活したと知らせを受けたとき、それを信じませんでした。疑い、信じなかったのです。
ルカ福音書によると婦人たちが日曜日の明け方早く、墓に行きました。石が墓のわきに転がしてあり、墓の中に入っても主イエスの遺体が見当たりませんでした。そのために途方に暮れていると、天使が現れ、イエスは復活なさったのだと告げます。婦人たちは墓から戻り、弟子たちにイエスは復活されたと告げましたが、弟子たちはたわごとのように思われ、婦人たちを信じませんでした。イエスが復活したという知らせを疑い、信じなかったのです。
マルコ福音書にも同様のことが書かれています。
マルコ 16:14
その後、十一人が食事をしているとき、イエスが現れ、その不信仰とかたくなな心をおとがめになった。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。
弟子たちはイエスが復活したと人々が語る言葉を信じませんでした。ヨハネ福音書にはトマスが登場します。
ヨハネ 20:24~25
十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。
そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない」。
他の弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言ってもトマスは信じようとしませんでした。復活した、そんなことありえない、と疑ったのです。でも8日後イエスはトマスに現れ、トマスはイエスの復活を信じます。
イエスは生きているとき、御自身が死んで復活することを弟子たちに語っていました。
ルカ 9:21~22
イエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じて、次のように言われた。「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日目に復活することになっている」。ルカ 18:31~33
イエスは、十二人を呼び寄せて言われた。「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子について預言者が書いたことはみな実現する。人の子は異邦人に引き渡されて、侮辱され、乱暴な仕打ちを受け、唾をかけられる。彼らは人の子を、鞭打ってから殺す。そして、人の子は三日目に復活する」。
イエスは弟子たちに御自身が死ぬこと、そして復活することをすでに語っていたのです。弟子たちはイエスの言葉を聞いていたのです。でもイエスが復活したという知らせを受けても弟子たちは信じようとしませんでした。
アブラハム、モーセは神の言葉を疑い信じませんでした。イエスの弟子たちもイエスの言葉を疑い、信じませんでした。どうして疑うのでしょうか。
