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　今、金沢21世紀美術館で藤城清治展が開催されているので見に行った。藤城清治さんは、聖書を題材にしたものも発表している。影絵という独特の表現方法をとっている。見事な作品で、見応えがあった。僕としては、影絵の仕組みの方に興味がある。どうしてこんな表現ができるのか、見ながら想像してもわからない。こびとが笛を吹いたり、チェロを弾いたり、音楽が聞こえてくるような場面がたくさんある。

　民主党の両議員総会で、管代表がさんざんに批判されていた。民主党もまた、権力闘争をしているのか、と興ざめである。政策を実現することを目的とした集団なのに、足を引っ張り合っている。仲間の失敗に対して言いたいことはあるだろうが、仲間を支え、政策の実現に向けて進むべきなのに、指導者の失敗は、自分に不利益になるとばかりに批判し、責任追及する。完全無欠な指導者などいないのだから、こんなことをしていたら、指導者は育たないし、自分たちはだめな政党であることを暴露しているようなものだ。人は失敗して成長するものなのに。ただ僕がいい顔をしているなと思っている議員は批判をしていない。