2016-01-01から1年間の記事一覧
人には信仰生活の転機というものがあるかもしれません。私にもあります。もうずっと前のことになりますが、教会で修養会を開催することになっていました。ところが一人の長老が、私は出席しませんと言い出しました。出席できないのには分けがあり、自分は行…
昨日の夜は燭火賛美礼拝、そして今日はクリスマス礼拝と祝会。説教の準備は大変でしたが、恵みに満ちたクリスマスの時を過ごすことができました。クリスマス礼拝では、聖霊のご臨在を感じました。ありがたいことだと神さまに感謝しました。祝会は祈りをもっ…
12月21日は市民クリスマス。今年は県立音楽堂のコンサートホールで行われました。私は説教の務めを与えられました。説教時間は10分ほどとのことで、何を語るか、どう語るか祈りつつ考えました。イエス・キリストは救い主であるということは、人間には救われ…
昨日の日曜日、説教原稿の印刷を終え、教会学校の礼拝が始まる前、ふと目の前にあるDVDが目に留まりました。それは今年の8月、子供たちが家族を連れて金沢に集まったときに作成した写真のスライドショーを保存したDVDでした。ちょうど長男が誕生日だ…
今日の朝の祈祷会、充実していました。読んだ聖書は、マタイ11章20〜24節です。イエス様が悔い改めない町を叱ったという内容です。この箇所は先週も取り上げました。今日は二回目。先週「反省と悔い改めのちがいを考えてみてください」と宿題を出しました。…
最近考えることの一つは神の審き。キリストが与える救いには二つの救いがある。いずれも罪からの救いであるが、一つは罪に対する審きからの救い。最後の審判において神の国、救いに入れられる救い。つまり滅びからの救い。終末における救い。もう一つは罪に…
NHK BS放送で『山女日記』というドラマが放映されています。湊かなえさんという作家の同名の本をドラマ化したものです。気に入って楽しみに見ています。登ってみたいと思っている山が登場します。妙高山、唐松岳。今日のドラマの最後で、主人公の山ガイドの…
今日は朝10時から葬儀。朝6時過ぎに起きて、葬儀説教の準備。ご遺族は未信者が大半なので信仰者の希望を語る説教、分かりやすく語る説教を心がけた。火葬場を出るとき、讃美歌が聞こえてきた。白銀教会かな?僕は火葬場では讃美歌は歌わないことにしている。…
今、日曜の朝です。 金曜日の夕方「今日か明日かの命です、と医師に言われました」との電話が入り、すぐ病院に出かけました。病院に着いたときは亡くなっておられました。枕元で祈り、ご遺体を教会に安置し、葬儀の打合せをしました。終わったのが夜の9時半…
(神の導き つづき) コンピュータの会社(CAC)に入社し、あるプロジェクトに配属されました。そこに一年先輩のHさんがいました。一緒に楽しく仕事をしました。可愛がってくれて楽しかったです。Hさんがある時、「おい堀江、お見合いしないか」と言うのです。…
先日、妻と引退後のことを話していました。教会を辞任すれば毎週説教をすることはなくなります。神さまから召されたのは福音を伝えるため、と考えます。するとこれからは第二の人生を生きるとは割り切れません。何らかのカタチで福音宣教に仕えたいと願いま…
教会を辞任し、隠退をすることを決めて身辺整理をしています。基本的には書籍の処分です。大量の本を並べることができる家に住むことはできません。本は処分しなければなりません。私は本を裁断し、スキャナーで読み、パソコンで読めるようにしました。紙の…
私の辞任(隠退)に伴って、後任の牧師を求めました。教会全体で祈り続け、ようやく後任の牧師が与えられました。そこで招聘状を書くことになり、長老のTさんに案の作成をお願いしました。三つ案が提出され、長老会で文面を検討しました。三つの案を読んだ…
私たちは創造主なる神を信じます。そして自分が被造物なる人間であることをわきまえます。言うまでもなく、被造物である人間は、様々な限界を持ちます。創造主なる神を信じることは、被造物としての限界を受け入れることを意味します。 ところが限界のある人…
牧師が引退を考えるとき(4) 牧師の務めからの引退は、人生からの引退のように思えました。引退を考えるとき、死を意識せざるを得ませんでした。私が信仰を求めたきっかけの一つは、いかに死の恐れを克服するのかにありました。信仰に入り神の国の希望を与…
牧師が引退を考えるとき(3) 引退を考えたとき、心が揺れ動きました。 人は若いときは、獲得する人生を生きるように思います。伴侶を得、子供を得、家庭を営みます。仕事を得、責任を与えられ、生き甲斐を得ます。でも老いるということは、失うことである…
牧師が引退するとき(2) 引退をする時期を決めるのは簡単ではありません。牧師としての働きを開始する場合は明確です。神の召しを受け、神学校で学び、卒業して教会に赴任し、牧師としての働きを始めます。しかし引退はどうでしょうか。神さまから、あなた…
牧師が引退するとき(1) 2014年10月末に東京へ行きました。それは大学の同窓会に出席するためでした。大学を卒業して初めて出席する同窓会です。同窓会の案内は前からいただいていましたが、週末に行われていたので出席しませんでした。今回は思い切って出…
来年の三月で教会を辞任し、隠退することにしています。今年度の行事は、すべて金沢元町教会での最後の行事となります。今週の日曜から月曜日にかけて、CSの夏期学校が行われました。有意義に事故なく無事に終わって感謝でした。 今回のテーマはヨセフ物語で…
バングラデシュの首都ダッカにある飲食店でテロが発生しました。そこで食事をしていた外国人が命を奪われました。テロリストがイタリア人や日本人などの外国人を順に殺害しました。自分が殺される番になるのを待ち、そして自分が殺されるのを想像するだけで…
今週の日曜日、石川地区の交換講壇で輪島教会で説教奉仕をしました。前日のうちに輪島に行きました。礼拝は、私を含めて14名で守りました。礼拝後は愛餐会。おうどんを食べながらですが、おしゃべりの時を持ちました。私が自分の子供の子育てのことを少し話…
最近、心がスッキリしません。いらだちを感じます。その原因は、この国の政治状況です。 先日安倍首相は、消費税の10%引き上げを延期しました。この延期は二度目です。前回延期するとき、「もう延期はしない。絶対しない」と語ったのに、<新しい判断>だと…
今日は北陸学院小学校の朝の礼拝で、説教をしました。そして説教の最後に、賛美の歌を歌いました。独唱です(^_^;)。歌でメッセージを伝えるのもいいかな、と思ったのです。子供たちへの説教と、賛美の歌を紹介します。 聖書 ヨハネ一4:10 神の愛 わたしたち…
『重版出来』というテレビドラマが放映されています。先日の第七話で、えっと思わされた台詞がありました。漫画家が、自分のアシスタントに語った言葉です。 作品を作るということは、 自分の心の中をのぞき続けるということだ。 どんなに醜くても、情けなく…
今日のとと姉ちゃんはグッときました。片桐はいりさんが演じる教師が、平塚らいてふの言葉を語ります。朝7時半からBS放送で、8時から地デジで2回見ましたが、二回目の時、らいてふの言葉を聞いていると、思いがけず、胸に迫ってくるものがあって、涙ぐんでし…
昨日の午前中の祈祷会ではマタイ福音書を読んでいます。 「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」(8:27) と人々が驚いて言った言葉に注目しました。そして僕から 「皆さんは、何年も信仰生活を送り、礼拝でもずっと説教を聞…
今日は金曜日ですが祭日。GWは家で過ごす予定です。気分転換に午後、奥卯辰山健民公園に行ってきました。自然の中はいいですね。子供を連れた人たちが遊んでいます。妻と散歩しました。 私は健康に恵まれ、丈夫な人間だと思います。元気に任せて牧師の務め…
今日、教会員の家族の方から昼前に電話がありました。 「母が亡くなりました。家族だけで葬儀は済ませました。母の意志としての献金を届けに行きたいのですが、都合はいかがでしょうか」 九十歳過ぎの女性の教会員でした。長く施設で過ごしておられました。…
熊本県、大分県で地震が続いています。被災した人たちの生活の大変さが報道を通して迫ってきます。地震が終熄した後も、生活の再建という困難が待ち受けています。どんなに困難に直面しても、人は生きて行かねばなりません。神さまの助けを祈ります。来週、…
先月の27日はイースタの礼拝でした。イースタ礼拝のまえに、来年のイースタはいつかを何となく調べて、来年は4月だと知りました。そしてイースタ礼拝当日、今日が金沢元町教会での最後のイースタ礼拝であると知りました。特別な感慨はありませんが、これか…