クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

今朝読んだ聖書の言葉。テサロニケの信徒への手紙一5章1〜3節

兄弟たち、その時と時期についてあなたがたには書き記す必要はありません。盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。

 これを読んで、今回の大震災を思わずにはおれなかった。これは、キリストの再臨を述べた箇所にある言葉である。キリストの再臨は思いがけない突然の時に来る。だから、いつも目を覚ましていなさいというのが聖書の教えである。


 我々は神ではないので、今回の大震災が、天罰であるとか、神の裁きであるなどと分かったような顔をして語ることはできない。神の心を知ることのできる人はいない。なぜ今回の大震災が起きたのか、それは分からない。科学的な現象的な説明はできるが、それ以上のことは言えない。しかし、このような出来事が起きたことから、何か意味を引き出すことはできる。そこから教訓を得ることができるし、我々のあり方を考えざるを得ない面もある。


 今日読んだ聖書から言えば、終末に備えることの必要である。これを忘れ、「無事だ、平安だ」とこの世の生活を楽しんでいるとき、思いがけないときに滅びが来ると聖書は警告している。