クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 教会員二人の見舞いに出かける。病院と介護施設。祈って帰るが、信仰の意味って何か、考えさせられる。病気、肉体の衰えの中にあって信仰はどのような意味があるのか。終末信仰なしには、困難な時期を生きることは難しく思う。神が共にいますと語ることはできるが、安易な慰めになりかねない。また病人に対して、語ったことが全部受け取ってもらえるとは限らない。聞くことに困難を覚えるのも病人である。また病人が自分の思いをすべて伝えられるとも限らない。牧会的な対話が求められるのであるが、必ずしも容易ではない。


 日本では、介護保険制度が成立し、40才過ぎると、皆、介護保険に入る。介護保険に入ると福祉サービスを受けることができる。福祉サービスを受けるためには、要介護認定を受けなければならない。そして介護度が判定される。要支援1〜2、要介護1〜5の合計、7段階の判定がくだされる。この判定を受けることにより、介護サービスが受けられることになる。病気の場合には保険証をもって病院に行けばすぐに医療サービスを受けることができるが、介護の場合は、前もって認定を受ける必要がある。その上で介護度に応じて、受けられるサービス(金額)が決められる。その範囲内で介護を受けることができる。我が家では、母に月に一回、一週間ショートステイを利用してもらっている。母にとっても、我々にとっても気分転換の時と考えている。