休み無しの日々が続いたので、スミレが見たくて遠出をした。標高1800mの高原である。天候に恵まれ、静かな山の空気を吸って、恵みに満ちた一日だった。シロスミレを是非見たいという願いもかなえられ、今日は人生を楽しんだ。
スミレを見て思うことは、色んな種類のスミレがあるが、それぞれが自分の花を、与えられた環境の中で咲かせている。季節が巡ってくれば、必ず花を咲かせる。特に目立とうとしているわけでもない。シロスミレは、草原に目立たないように咲いている。山道のわきに咲いていても気づく人はほとんどいないのではないか。でも美しい花を咲かせている。自分の歩みに似ているようで僕はスミレが好きである。
夏にかけて、さらに高山に行くと巡り会えるスミレがある。それも楽しみ。