クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ


 NHKで「ツレがうつになりまして」というドラマを行っていた。三回連続のドラマ。その原作を読んだ。読んだといっても漫画なのですぐに読めた。うつになった主人公の言葉で心に残った言葉があった。

大人になっても学校のときの夢を見てしまう人というのは、老若を問わずよくいるようだが、ボクの場合は社会人として会社に通っているのに、疲れてくると「大人になったら何になりたいの?」と自分に問うていることがあった。今の自分を人生の収穫期と思わず、さらなる飛躍を目指して勉学修行中、の気分でいたのかもしれない。

 このドラマは見応えがあった。特に主人公の演技が真に迫っていた。あらためて思うことは、自分のありのままの現実を受け入れることの大切さ、それは自分の弱さを受け入れるということでもあるが、それが大切だということ、そしてそこから人間としての成長が始まるということである。


 以前、人から強く責められたことがあって、憂鬱になった。辛さを覚えたのは結局、自分の足りなさ、無力さを認めたくなかったからではなかったかと思っている。自分の至らなさを責められる、しかし自分の至らなさは認めたくない、この葛藤の中で、精神がまいっていく。