『坂村真民一日一言』の3月のところを読んだ。
この方は仏教徒なので、考えの違うところはあるが、
共感できる部分もあり、この方の詩は
僕は好きである。
3月1日は『念ずれば花ひらく』が紹介されている。
これは彼の有名な詩といってよいと思う。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつもくちにしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
3月2日にはこうある
どうでもいいという
人間からは
なにも生まれてはこない
そういう生き方からは
なにも授かりはしない
祈るのだ
願うのだ
赤ん坊のように
いのちの声を
はりあげて
呼ぶのだ
人間にとって願うこと、祈ることの大切さを知らされる。
そして出てきた僕の願い。
「願い」
福音が語られ、聞かれ、
信仰に生きる
喜び、楽しみ
苦しみ 辛さが
分かち合われ
その交わりに励まされて
一人一人が世に出て行く教会