王たちやすべての高官のためにもささげなさい。
わたしたちが常に信心と品位を保ち、
平穏で落ち着いた生活を送るためです。
(テモテ一2章2節)
朝日新聞で集団的自衛権をめぐって識者の意見が紹介されています。
その中で、元内閣法制局長官の秋山収氏が、こう述べているのが心に残りました。
現在の政権は、良質な権力に必須の「謙虚さ」を書いているように思われる。
全くの同感です。
安倍政権がこの国をどこへ導こうとしているのかを考えると平安で落ち着いた信仰生活を遅れない昨今です。何が問題なのか、聖書に立って考え発言したいと思います。安倍首相は自覚していないでしょうが、「美しい国」を目指す彼の考えは、基本的に「国」を神とし、国民を国に仕えるしもべとする偶像礼拝国家を目指しています。「国」という抽象的なものを神とする場合、それを持ち出すことによって権力者が自分の支配を正当化しようとします。
第二次世界大戦の時、「お国のために」とたくさんの若い人の命が犠牲になりました。それは決してお国のためにではなく、時の権力者が起こした戦争のために命を奪われたのです。「お国のために」それは言い換えると、それを唱える「権力者のために」となります。
神よ、安倍政権が謙虚さを持つことができますように。
謙虚さを持てないなら、政権から退けてください。