クリスチャンが元気になる holalaのブログ

隠退牧師 holala によるブログ

 今週火曜日、寝入ってしばらくして電話で起こされました。教会員が亡くなったとの知らせです。葬儀社に連絡し、病院に行き、遺体を自宅に搬送し、葬儀の一時的な打合せをして帰宅したのは、3時半過ぎ。翌日10時から葬儀の打合せをしました。木曜に前夜式、金曜日に葬儀。参列者が多いことが予想され、近所のセレモニー会館で葬儀を行いました。


 以前、教会からリードオルガンを会館に運んだこともありますが、重くて大変でした。そこで教会員から借りたキーボードを使うこととしました。教会で備える必要を感じました。

 前夜式の時、式の直前に「景仰の証」の授与が行われました。これは金沢市が、金沢市文化功労賞を贈呈した人に、その逝去に際して、授与するものです。

「永年にわたり、地域の文学や口頭伝承の調査研究を深め、文学・学術の発展に尽力されるとともに・・・・金沢市文化功労者名鑑にご芳名を登載して永くその栄誉を後世に伝え、ご功績を讃えます」。

と賞状に書かれていました。<景仰>とは、<人格の高い人を仰ぎ慕うこと>を意味する言葉です。金沢市長や僧侶の方が明るい僧服を着て参列してくださいました。普段説教を聞いてもらえそうもない人に説教を聞いてもらえることは感謝なことでした。


 伴侶を喪って生きる覚悟を持つようにとの促しを葬儀のたびに感じます。