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今日も暑い。どういうわけか、牧師室のクーラーの電源が入らない。窓を開け、ドアを開けると少し風が入ってくる。祈祷会の準備。イザヤ書30章。

あなたの耳は、背後から語られる言葉を聞く。
「これが行くべき道だ、ここを歩け
右に行け、左に行け」と(イザヤ 30:21）。

　印象に残る言葉。デボーションを始めてから、具体的な神の導きを聞いて生きてきたことを思う。

　人間って不思議だと思う。ある人は「人間は動物だ」という。でも他の動物と全然違う。人間ほど多様性のある生き物はいない。たとえば、スポーツにすばらしい力を発揮する人、芸術に力を発揮する人、学問に力を発揮する人。企業の運営に、政治に力を発揮する人。様々な能力を持った人間がいる。また人間は、様々な技術を生み出し、道具を作り出し、娯楽を作り出し、人生を楽しめるようにしてきた。生活環境が快適になるようにしてきた。安心な生活を送れるように社会的な仕組みを作りもしてきた。人が集まって社会を作るので、政治を行ってきた。他の生き物で、人間のような存在はない。人間ほど変化に富み、多様性を持つ存在はない。人間のことを万物の霊長というが、神がご自身に似せて造られた存在と感嘆する。
　ドラマ、特に韓流ドラマを見ていて、男女が惹かれ合う様子を見て、人が神に似せて男と女に造られたことも思う。生物が子孫を残すために雌雄があるが、人間の男女は雄と雌ではない。愛し合うという、まことに人間らしい営みをする。

　夜の祈祷会は詩篇の34。

舌を悪から
唇を偽りの言葉から遠ざけ

これが印象に残ると発言された方がおられて、そこから夫婦のことに話しが及んだ。夫婦と言えば、夫婦げんかをすることになるが、どちらが正しいか、悪いか、なかなか、結論は出ない。ある人が面白いことを言った。

片方が火をつけ、他方が油を注ぐ。

一同大笑い。かくして夫婦げんかが激しくなる。火をつけた方が悪いのか、油を注いだ方が悪いのか。ちなみに我が家の場合、口論をして口をきかない状態が続くのがいやなので、自分の気持ちを伝え合って、解決するようにしている。

明日から美ヶ原に行く。心身のリフレッシュをする。